2012年01月31日

広告出したのに大赤字・・・。

はじめて広告を使って集客したり、販売したりするお店や企業は、
そのレスポンス(反響)の悪さに唖然とするだろう。

例えば、折込チラシでいうならば、1000枚撒いて1件注文(0.1%)あったなら
それは大成功の部類である。

3000枚に1件(0.03%)、5000枚に1件(0.02%)というのも普通である。
自分で300枚ポスティングしたのに、1件も反応がないというのは当たり前の話なのです。
だからといって嘆くことはありません。商売はそこからが始まりなのです。

ざっくり説明しますが、こう考えてみると商売らしくなりますね。

【広告展開時点】
◆チラシ代  1枚5円×3万枚=150,000円
◆レスポンス 0.07% 
◆受注件数  21件
◆受注売上  126,000円
◆客単価   6,000円
◆粗利率   50%
◆粗利益   63,000円
◆損益    △63,000円赤字

【半年経過時点】
①21人の新規のうち13人が2回目のリピート購入(60%移行・客単価6,000円)
6,000円×13人=78,000円

②13人のうち、9人が3回目のリピート購入(70%移行・客単価8,000円)
8,000円×9人=72,000円

③9人のうち、7人が4回目のリピート購入(80%以降・客単価10,000円)
10,000円×7人=70,000円

①+②+③の売上合計=220,000円 粗利益110,000円(粗利率50%)

広告展開時点の赤字 △63,000円
半年経過時点の利益   110,000円
         差し引き  47,000円の利益


これがいわゆるライフ・タイム・バリュー(生涯顧客価値)です。
このシュミレーションは半年後の結果予測ですが、この先、1年後、3年後と
リピートによりさらに利益は増大します。

どの業種業態もそうですが、リピートの移行率と客単価は、リピート回数と比例して
高くなっていくものです。

見方によると、大失敗とも思える投資(広告や販促費)ですが、
りっかりとリピートしてもらうしくみがあれば、売上げ、利益は確保できるのです。

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★今日のマーケティングなヒント
再春館製薬所の「無料サンプル」は、当然無料なので売上はゼロ。CPR2万円。初期広告展開時点は大赤字でも、リピート客をしっかり確保し、売上、利益をずっと維持し続けている。
広告出したのに大赤字・・・。

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広告出したのに大赤字・・・。



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Posted by あかばな沖縄 伊集 悟 at 13:02│Comments(2)売れるしくみのヒント!
この記事へのコメント
伊集先生
先日はありがとうございました。
わが社の営業や商品に決定的に足りないものが
ようやく見えてきました。
またお世話になると思いますので宜しくお願いいたします。
Posted by タチバナ at 2012年01月31日 15:38
タチバナさん、コメントありがとうございます。

答えは意外と自分、自社の中にあるものです。
常にマーケットインのスタンスで商品開発や営業活動を
頑張ってください。そして数値管理ですね!
Posted by あかばな沖縄 伊集 at 2012年01月31日 16:33
 
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